- 服が大好きな王さまのもとに、「利口で正直なものにしか見えない服」を仕立てると言って現れた二人の男。 王さまにも大臣にも服は見えませんが、おろか者だと思われたくなくて、見えない服をほめたたえます…。 王さまはありもしない服を着るふりをして、パレードへとくりだします。 家来も町の人も、誰もそれを指摘できない中、ひとりの子どもだけが「王さまははだかだ」と叫びます。
- ■規格: 28×22cm
■作者名: 立原えりか/文 たなか鮎子/絵 西本鶏介/監修
■ページ数: 34ページ
■ISBN: 9784577044193